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納骨法要とは?

埋葬の種類  |

gf1950402536x大切な人の葬儀が終わった後、最後に残る形見こそが遺骨です。昔は土葬が一般的だったため遺骨は土の中にあり、私たちがそれを見ることはありませんでした。その後、火葬が一般的になって遺骨を骨壺に入れるようになりましたが、その遺骨は葬儀後しばらく自宅で安置してから、お墓に納骨することになります。このときに納骨法要というものを行います。

納骨法要は開眼供養と同じく、お坊さんに来てもらってお経をあげてもらうことになります。一般的には四十九日に行うことが多いようですが、これは宗教宗派や地域によっても違いがあり、最近では初七日法要と一緒に行ったり、火葬後すぐに納骨したりすることもあるようです。また家族の誰かが亡くなってから墓地を購入した場合はお盆やお彼岸、一周忌などに開眼法要と併せて行われることもあります。

埋葬するには埋葬許可証を墓地のあるお寺か霊園の管理事務所などに提出します。このとき、霊園が発行する霊園使用許諾書と印鑑も必要なので忘れないようにしましょう。納骨の日が決まったら家族や親戚はもちろん、故人と親交のあった人たちにもお知らせします。石材店に連絡し、すでに先祖を祀っているお墓に納骨する場合は戒名などを新たに彫ってもらうことになります。もし生前に建てた寿陵墓の場合は墓石に刻んである戒名などから事前に朱色を取り除いてもらいましょう。

最後にゆっくりと眠れる場所にするよう、遺族と故人の考えが最大限に尊重された霊園選びをするのが大切。後悔をしないためにも事前に話し合った上で決めておくのがもっとも望ましいです。もちろん選択肢は多いに越したことはありません。探し方がわからないという人は多くの霊園を取り扱う石材店のようなところで霊園を選ぶとよいでしょう。公営霊園、民営霊園、寺院墓地などの中から最適なものを紹介してもらえるはずですよ。

意外に重要なのが実際に納骨する際の埋葬の仕方。それぞれの宗教宗派や地方によって風習が異なるだけでなく、埋葬先によっても異なります。骨壺のまま納める場合でも納骨袋で納める場合でも大きさの制限や決まりがあるので、法要の前には必ず確認が必要です。


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