葬儀社の選び方

葬儀を執り行う際、まずどの葬儀社に依頼するのかを考えなくてはいけませんが、病院から紹介される葬儀社が必ずしもいい葬儀社であるとは限りません。ほとんどの場合、一般の葬儀社よりも価格が高くなる傾向にあります。また、大手で知名度が高いからという理由だけで決めるのもあまりいいとは言えません。大事なのは規模やサービスの度合いなど、葬儀に関する考えをまとめておくことです。葬儀社にはそれぞれに特徴やいい点・悪い点があるので、自分の希望に合った葬儀社に依頼しましょう。

まずは地元の葬儀社や全国規模で行っているところなど7～8社ほどピックアップしてみてください。地元の葬儀社は小規模なところが多いと思いますが、こういったところも候補にしておくのがポイント。なぜなら、小さな葬儀社はいい加減な仕事をしていると長く経営できないからです。小さいながら長く続いている地元の葬儀社はそれだけ信頼されているのです。

そしてその葬儀社ならではのサービスも見ておくといいでしょう。例えば、久留米市の葬儀社である祭礼では、FSスタッフと呼ばれるスタッフの対応が丁寧だと人気を集めています。FSのFにはフューネラル(お通夜～葬儀)、Sにはサービス・セールス・スペシャリスト・セーフティ・サポートなどの意味が込められており、親族やお参りに来た人の接待・お世話まで行ってくれる心強い存在です。希望者は故人と最後にゆったりと向き合える湯濯を依頼することもできます。

もう一方、全国規模の葬儀社は規模が大きい分だけ費用を抑えられるのがメリット。あらかじめ決められたプランが用意されていたり費用がきちんと提示されていたりするので、選びやすさもあります。それだけではなくお布施などの金額が明示されているところもあるので、選択肢に入れておいてもいいでしょう。事前相談にこころよく応じてくれる、透明性のある見積りを出してくれる、説明がわかりやすいなどいい葬儀社の条件はさまざま。選定する前に気になる点は担当者に何でも聞き、疑問点を解消しておくことをおすすめします。